規格を選ぶ。
400系または500系と、模型スケールを選択します。
チェーン本体の形を作ることより、前後スプロケットへ正しく一周させる方が難しい。そこで、ピッチ、歯数、軸間距離、偶数コマ、下側経路をまとめて計算し、再制作と299 Chain Builderへつなげました。

01 / PROBLEM
正規のピッチと、実測した軸間距離。それだけでは、一周する保証がない。
ピッチを変えると、チェーン全長だけでなくスプロケットの基準円径も変わります。
チェーンは偶数コマで構成します。1セットの増減でも、模型上では長さが大きく変化します。
下側へたるみを加えると経路が長くなり、接点と円弧の条件も同時に変わります。
02 / CALCULATION
400系または500系と、模型スケールを選択します。
前後スプロケットの歯数、または模型上の実測外径を入力します。
模型上の前後スプロケット中心間距離を入力します。
下側を直線にするか、指定範囲でたるみを加えるかを選びます。
コマ数、基準円径、接点座標、円弧半径を使って作図します。
03 / GSX-RR
最終接続部の差は約0.09mm。模型用途では十分に無視できる範囲で、61セット、122コマが一周しました。計算結果を基準にできたため、寸法が合わないときも作業ミスを早く発見できました。
04 / LINKS
チェーンを一度作るだけなら、CAD上で何度も調整する方法でも完成できます。しかし、作業の途中で必要な数値を整理したことで、再制作が速くなり、同じ問題へ使える専用ツールにもつながりました。